最高のオバハン 最終回【感想・ネタバレ】まさかのハルコさんも?!
最高のオバハン。
とうとう最終回になってしまいました。
毎回、主人公のオバハン春子さん(大地真央)が、バッサバッサと問題解決して丸く収まり、最後は、めでたし、めでたし的な終わり方で、スカッとするドラマ。
最初は、金持ちなのにドケチで、おせっかい。ずけずけと好き勝手な事いうおばさんで、あまり好きなタイプではないではあったけど、ドラマを毎回見ていると、だんだんと春子さんの魅力に引き込まれる不思議なドラマでした。
このドラマは、何といっても、春子さん役の大地真央が、素敵なんです。
オバハンと言っても、美しい。さすが元宝塚、男役トップスター!
役柄、美容整形外科だけあり、美しさは完璧!美しいだけじゃなく、実はケンカも強い春子さん。
毎回、問題解決し、めでたし、めでたしで終わるこのドラマ。最終回の今回は、スカッと終わるラスト最終回とは違った印象でした。
最終回なのに!いづみの恋はどうなる?
10年間の不倫相手から、お金をだまし取られ落ち込んでいたところを、春子に助けられたいづみ(松本まりか)は春子さんと共に行動するうちに、すっかり立ち直り、新たな恋心も目覚め、イケメンシェフ沢田(平岡祐太)新たなに憧れるようになります。
料理上手で、イケメンって、やっぱり憧れますよね~♡
イケメンシェフ沢田作る料理にも、すっかりほれ込んでいるいづみは、イケメンシェフと共に、
沢田の故郷、愛知県幸田町の町起こしイベントにも協力していた。
ちなみに、いづみの仕事はグルメ雑誌のリポーターです。
町のみんなと協力して頑張っていたイベントでしたが、実はイベント詐欺で、沢田も祖父の土地を担保に、1000万もの借金を背負ってしまうことに。
詐欺にあっただけではなく、春子さんも巻き込み、沢田、春子、いづみ、そしてたまたまアルバイトとして働いていた三日月は、倉庫にとらわれ、危うく倉庫ごと爆破されそうになります。
危うく殺されそうになる?詐欺じゃなくて殺人事件じゃないの??
いつもなら、強い春子さんが、とらわれてしまうなんてことは無いはず!たまたま居合わせたアルバイトの三日月は、実は、春子さんと長年仲の良い三日月教授の行方不明として探していた息子だったのです。
三日月と呼ばれる名前に気をとられた一瞬に、不意を打たれてしまった春子さん。。目の前にせまる燃える火をの中でも、「私は大丈夫。助かる。」と自信満々です。
燃える火がせまる緊迫した中でも、いづみの、沢田への気持ちをしっている春子さんは、
「これが最後かもしれないのだから、後悔しないように思った事を言った方がいいんじゃないの?」といづみにアドバイスします。
見つめあう沢田といづみ。
最終回だし、このまま、めでたしなの?と誰もが思っていた、そんな中、沢田が口にしたのは、「智ちゃん・・」(誰・・?智ちゃんって?)
倉庫の爆破寸前に、ハルコの右腕である若杉(蕨野友也)と大谷(合田雅吏)が、無事に危機から助けてくれます。詐欺集団は、春子さんの活躍もあり無事に逮捕されて、いつも通りかっこいい春子さん。
すっきり!!
疑問はやはり「智ちゃん・・」
詐欺にあってしまった、町おこしイベントも、春子さんに「みんなが甘いから騙されるのよ!」と散々いわれ、春子さんを見返してやる!と、町の皆が一致団結してやる気を出します。
お金をかけなくても各自の自宅などを利用して、地元の新鮮で美味しい食材で料理をふるまう。イケメン沢田シェフも地元の鴨を使用した美味しい料理を作り、イベントは無事に成功しました。
いつもなら、これで問題解決、めでたし、めでたしのはず。
最終回なのに、いづみの恋は?何かおかしい?と思って見ていました。
沢田といづみは、いい感じで最終回は、いつも通りめでたし、めでたしで終わるのかと思ってた。。。
いづみは、気づいてしまったのです。イケメン沢田シェフが言っていた「智ちゃん・・」と言うのは、イベントで沢田が料理していた鴨の生産している家の娘だと。そして、その智ちゃんも沢田の事を好きな事にも。
いづみは、自分の気持ちをおさえ、沢田と智ちゃんを引き合わせるのでした。
焦心のいづみが、やっと出会った恋ですが、せつないですね。。。
火の手が迫り、これが最後かもって時に出る一言は、やっぱり本音ですよね。そんな時にでた言葉が、「智ちゃん・・」なら、諦めるしかないのかな?
最終回なのに、いづみの恋は、めでたしとはいかない最終回だったようです。
実は春子さんも??びっくり最終回!
いづみの恋は、残念に終わった最終回でしたが、もっと驚いたのが春子さん!!
いつも、思った事ははっきり言って、問題を解決しちゃう完璧な春子さん。そう思っていました。
いづみの不倫問題でも、バッサリと意見をいっていた春子さん。
「あなたって半端な女よね。男を奥さんから略奪する「こともできない。仕事もパッとしない。覚悟が足りないからなのよ。だいたいその男にお金を使わせなかったから、10年も長引いたのよ!そもそも結婚したいの?」
今、思い出しても春子さん、かっこよかったです!
これをきっかけに、仕事を頑張ろうと決意したいづみ。また、春子さんは、不倫の「四ないルール」を説いていました。
- 女の家にいれない
- 女はお金をださない
- 鍵はわたさない
- 男の言葉は信じない
いづみの不倫に、堂々と話していた春子さんでしたが、最終回で分かったのは、実は春子さんが不倫していたって事。
相手は、何と一緒にとらわれて殺されそうになった時に一緒だった、アルバイトの三日月君のお父さん、つまり三日月教授でした。
えっ!!意外!!
しかも、いづみの10年越えの12年!
最後に、三日月教授と会った春子さん。
行方不明だった息子が見つかり、三日月教授から、「また読書会でも」と誘われても、さらっと「読書会は卒業します。」これで、12年の春子さんの不倫は終わったのでした。
いづみに対して言ってた言葉は、実は春子さん自身にも言ってた言葉だったのかな?
最後は、失恋したいづみと心を許した春子さん。
二人仲良く、泣きながらシャンパンで乾杯というより飲み明かし、やけ酒状態かな?
最後は、めでたし、めでたしとはいかない最後でしたが、お金持ちでもケチな愛知県人だと思っていた春子さん。(よく世間では、愛知県人はケチってイメージがあるみたい。)
スーパードクターで、お金持ちの春子さんは、ケチで貯めたお金は、実は、貧しい国に学校を作るために寄付していました。
春子さんの寄付で作れた学校の様子で、最後は、やっぱり春子さんは、いいなあってすっきりした気持ちになれる。
今後、幸せになった2人を見たい。続編ができる事を期待しちゃいます。