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生きるとか死ぬとか父親とか 8話【あらすじ・感想】

『生きるとか死ぬとか父親とか』第8話の話もなかなか深かった。専業主夫・婦になること、仕事を持ち続けること、一緒に暮らす人との関わり方・・・など考えさせられました。岩崎う大さんの演技も良かった!今の日本の社会での専業主夫の立場の弱さや肩書きの無さが伝わってきました。

『生きるとか死ぬとか父親とか』8話が5月28日(金)に放送されました。あらすじと感想をまとめました。

生きるとか死ぬとか父親とか 8話のあらすじ

『生きるとか死ぬとか父親とか』第8話では、トキコのもとに結婚直前で別れた元パートナー・青柳タツヤ(岩崎う大)から「久しぶりに会おう」とのメッセージが届きます。いったんは断ったトキコでしたが、タツヤが帰郷することを知り、会うことにします。

思い出話に花が咲く中、売れっ子ライターだったが仕事がなくなり専業主夫になったタツヤは、「男が専業主夫をやることに社会が対応してなかった」と当時を振り返ります。その言葉に、トキコは過去の自分の言動を省みます。仕事がうまくいかず「専業主夫」状態だったタツヤにトキコは心ない態度をとっていたのでした。

一方ラジオ収録後、仕事仲間である東(田中みな実)からも結婚・退社の相談をされます。トキコは東から1年前から付き合っている人がいて、アナウンサーを辞め専業主婦になろうと考えているというのです。

自分が結局容姿や若さで選ばれてきたと自らを卑下する東にトキコは「その人にしかできないような仕事なら続けたほうがいい」と説得。東は異動しろと言われたら退社してフリーになる決意をします。

生きるとか死ぬとか父親とか 8話の感想

岩崎う大さんが演じる青柳タツヤさんの演技、元パートナー感が超納得な佇まい!訥々としたしゃべり方、控えめな動き、トッキーのパートナーとして、なるほどと思う人物像でした。

それにしても、トッキーの元パートナーさんの考え方ってクレバーだし、今の日本の社会での専業主夫の立場の弱さ・肩書きの無さが伝わってきて考えさせられた。

東を演じる田中みな実さんの演技も良かった!自然な演技で、なんかもう、本物の女優さん担ったんだなって感じ。役柄は現実と同じくアナウンサー役なんだけど、普段のキャピキャピした感じを封印してて、なんかかっこよかった。

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主人公のトキコが昔に交際していた男性から連絡があり、数年ぶりに再会したときのやり取りにとても興味深く、また、共感しながら見ておりました。

同棲していた当時のことを振り返ると、相手のことをあまり考えていなかったことが反省されて、やり直すにも既に後戻りはできない状況にある二人の関係が、悲しくもあり納得できることもありました。

現在の自分の立場を改めて深く考えることの必要性をひしひしと感じさせられました。また、ラジオ番組でともに働く女性アナウンサーからの打ち明け話には、自分の経験を活かしての適切なアドバイスをしている姿に感動させられました。

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半年前に別れたトキコの同棲相手の男、たつやから連絡があり、実家に帰るというので、トキコが会ったのは、意外だった。お互いの精神がズタズタになって、別れたのではないようだ。

まだ、お互いに未練があるようで、別れた原因が、売れっ子ライターだった、たつやが不況で仕事が減って、男の経済力不足で、主夫になった男に、トキコが自分が配慮のない昭和のサラリーマンみたいだったと反省したのは、想像がつく。

社会が専業主夫に理解がなく、夕飯いるのかいらないのかで、イライラしていたと言う、たつやには、笑える。その上、たつやが入籍にこだわったと後悔し、立場や、よりどころが欲しかったと言うのだが、渦中ではわからなくて、別れて初めて気が付くことがあるように、トキコは近くにいても理解できなかったと思うのが理解できる。

男女の役割が性別によるものではないと、2人が判った時には、遅かったようで、2人は時代の先端を走りすぎたようだ。

そして東が、1年前から交際していた男がいて、アナウンサーとして生きるより主婦で生きる方が向いているのかという。相手がサラリーマンなので専業主婦でもやって行けそうだと、結婚を契機に退職するかどうかで、トキコに相談すると、東にしか、できない仕事だとトキコが慰める。

東はプライドがあったが、容姿や若さで選ばれたと判り、男が女に求める役割をこなすだけの、おかざりに過ぎないと言う。

するとトキコは現状から逃げるだけの渡りに船で、やめるのか、恋愛は麻薬で、自己肯定力が高まるが、仕事をしている時間が、向いていないと錯覚すると言うのは、言い得て妙だ。

結婚が花園のように思えるが、現実は職場より厳しいかも知れない。

トキコが、東に仕事をやめるべきではないと言うので、東が泣いて有難うと言ったので、東は勇気が貰えてよかった。

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第8話では、吉田羊さん演じるトキコの活躍があり、とても良い内容でした。

トキコが、結婚直前で別れた元パートナーであるタツヤとは、良い出会い方をして貴重な時間を過ごすことができたのではないかと思いました。2人が夫婦としてやっていく上で役割とか結婚にこだわり過ぎてしまい、うまくいかなかったけどお互いに成長している様子が伝わってきて安心できました。

トキコが東に恋人のこと、キャリアのことについてアドバイスしているシーンが印象に残りました。会社組織では自分がいなくなっても大丈夫だから専業主婦として頑張っていこうと考えるのではなく、その人にしかできない仕事もあると考える方が良いと思いました。

生きるとか死ぬとか父親とか9話のあらすじ

トキコ(吉田羊)と父(國村隼)は母のお墓参りに行く。母(富田靖子)との思い出話をしているうちに、トキコは家族の中で起きたある出来事の始まりを思い出す。時は遡り、20代のトキコ松岡茉優)。C型肝炎で入院する父を毎日のように見舞う若き日のトキコと母だったが、なんと母自身にも癌がみつかってしまう。トキコにとって父と母を同時に介護する壮絶な日々が始まった。ある日、父の病室に見慣れぬ赤い花が飾られており…。
公式サイトより

『生きるとか死ぬとか父親とか』9話は、6月4日(金)深夜0時12分から放送予定です。

次回の番組では、主人公のトキコは父と二人で亡くなった母親の墓参りに行くストーリーです。改めて亡き母親の思い出を偲んで、父との関係や母の考えていたことを今になって理解できるようなところもあったのではと考えさせられます。過去に父親も母親もともに入院した時のある出来事について、今になってしみじみと思い出されることがあると思いますので、その時の主人公のトキコの気持ちがどのようなものか期待したいです。

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次回では、トキコが元パートナーと別れてしまっても元気に頑張っていく姿に期待しています。C型肝炎で入院する父、母親も癌に苦しんでいる中で、トキコがどう行動していくのか観ていきたいと考えています。トキコが、父と母を同時に介護する壮絶な日々になってしまうが、頑張っていけることを期待しています。トキコの家族について考えながら観ていきたいです。

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トキコが父と母の墓参りに行くようだ。
すると、トキコは20才代の頃の思い出がよみがえり、父がC型肝炎になり、入院し母が、毎日病院に見舞う日々だったが、母も、ガンが見つかり、結局、母はガンで亡くなってしまった。
トキコが父母の介護をする羽目になり、母には、父より先に死なないでと言っていた。ある日、父の病室で、赤い花が、供えてあるのを見た。実は母は白い花が好きで、赤い花は、母の死後も、父の部屋に飾られているのを目撃し捨てた。
実は父には30年以上、密かに交際していた女がいたかも知れない。その女の事を父がトキコに話すと期待する。
父は、トキコに母さんに申し訳なかったと、反省するようだ。